おおわたつみじんじゃ
宮城県石巻市鮎川浜
金華山山頂に奥ノ院として鎮座する。かつては竜蔵三社大権現社と称され、海上守護の神で十一面観音の垂迹とされた竜蔵権現を祀り、或いは弁財天または蔵王権現を祀るとの別伝もあったが、明治以後は大綿津見神、市..
金華山山頂に奥ノ院として鎮座する。かつては竜蔵三社大権現社と称され、海上守護の神で十一面観音の垂迹とされた竜蔵権現を祀り、或いは弁財天または蔵王権現を祀るとの別伝もあったが、明治以後は大綿津見神、市杵島姫神(神仏習合時代には弁財天の垂迹とされていた)、天之御柱神、国之御柱神の4柱を祀る形に改められている。本殿は桁行1間梁間2間の神明造銅板葺、前面屋根に身舎幅よりやや狭い向拝を付す。例祭3月18日。 社殿近くには修験道祭祀の名残を見せる護摩壇が東方海上に面して組まれているが、そこではなお火の上に日の出が来るように柴燈護摩が焚かれている。
大海祇神 市杵嶋姫
東奥三霊場
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