みょうかんじ
滋賀県近江八幡市馬淵町492
創建年代は不詳だが、真言宗の寺院として創建されたと伝わる。 永仁4年(1296年)、日像上人が東へ向かってから京へ帰る途上に近辺で布教を行った時、聞き入った住職・智徳院明慶が帰依したことで、日像を..
創建年代は不詳だが、真言宗の寺院として創建されたと伝わる。 永仁4年(1296年)、日像上人が東へ向かってから京へ帰る途上に近辺で布教を行った時、聞き入った住職・智徳院明慶が帰依したことで、日像を勧請開山として自身は2世となり、日蓮宗に改宗した。 日像は応長元年(1311年)にも近江を訪れ、江州三具足のひとつ・具足山本像寺を創建した。 寺には上講中と下講中という僧の派閥のようなものがある。上講中は今江彦左衛門(日像が東へ向かう往路に教化した今浜の住民で、守山市今浜の法華寺を開いた)と共に先に改宗した十人、 下講中は明慶と共に帰路の折改宗した十人をいい、現在もある。 22世・広通院日亮は堂宇整備を行って中興とされている。 37世・唱真院日常は大正の頃に庫裡および書院を整備した。
馬淵町にある日蓮宗の寺院。法統としては筵師法縁に属する。
具足山(ぐそくさん)
日蓮宗
旧立本寺(京都内野)末寺
不詳
十界曼荼羅
1296年(永仁4年)
竜華樹院日像
具足山妙感寺
江州三具足のひとつ
妙感寺庭園(滋賀県指定名勝)
無料
有り(境内)