さいこうじ くごう
岐阜県揖斐郡大野町公郷字十三坪2479
文治年間(1185年 - 1189年)、甲斐源氏の一族である野村義資が出家して教了と名乗り、天台宗寺院として創建したと伝わる。 明応5年(1496年)または明応9年(1500年)に、10世・祐了が..
文治年間(1185年 - 1189年)、甲斐源氏の一族である野村義資が出家して教了と名乗り、天台宗寺院として創建したと伝わる。 明応5年(1496年)または明応9年(1500年)に、10世・祐了が浄土真宗に改宗した。このとき下賜されたという六字名号、九字名号が伝わっている。 永正9年(1512年)2月25日付けで、祐了が本願寺9世・実如上人から御本尊の阿弥陀如来御絵像(方便法身尊像)を下賜され、あわせて本願寺末寺として寺号公称を認められた。このとき実如上人から正信偈御文2幅も下賜された。 以後、西光寺は祐了を開基(改宗開基、他宗でいう開山)とし、門徒が仏法を聴聞するための集会場・念仏道場として門徒によって護持され現在に至っている。 現住職は18世・野村了一氏。
公郷(くごう)にある浄土真宗本願寺派。同派岐阜教区揖斐組に所属している。
紫雲山(しうんざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
1185年 - 1189年(文治年間)
阿弥陀如来
教了(野村義資)
1496年(明応5年)または1500年(明応9年)
祐了
紫雲山西光寺
美濃四十八座第9番寺院
有り(境内東)