阿武隈神社建立之碑
この地は滝根町大字菅谷字東釜山一番地に位置し 阿武隈の近隣の山々はもとより那須連山や磐梯朝日連峰などを一望する雄大な景勝地で 阿武隈高原中部県立自然公園の一角にある
昭和44年9月に石灰岩採石跡地に新たな鍾乳洞が発見され 昭和48年6月に あぶくま洞 として公開され 多くの人々の観光保養の場として洞内見学者が訪れている
昭和61年6月をもってその数は一千万人を超える盛況を呈している
この期にあたり 菅谷大字会では会員の総意にもとづき この眺望台を神域と定め 社名を阿武隈神社とし 菅谷神社の摂社として鎮座したところである
祭神として 天児屋根命 大山祇命 岩巣比売命 の三柱を遷座し ひたすら地域の繁栄長久と家運繁盛 家内安全とあわせあぶくま洞内の安全と交通安全の齊場として建立した
洽く 神威の昻揚を記念して 建立の記とする
平成元年12月16日 鎮座