由緒不詳なれども往昔同郡倉賀野駅飯玉神社より分け祭りと云 ふ。明治四十二年十一月二日明治三十九年勅令第九十六号に依り神幣帛料供進神社として指定せらる。 合併した諏訪神社の由緒記によれば、大永三年中信濃諏訪明神を勧請し上下両社に分祀して当村の鎮守とし上諏訪下諏訪と称し奉る其後明治十年四月四日下諏訪鎮座の 下照姫命を上諏訪に合祀せり末社経津主命疱瘡社一社あり、信州より 分祀し奉りしより早勉の際雨晴等祈祷能く霊験あること最も人の知る 処なり。 寛文五年乙巳安藤對馬守御検地に際し御除地六反歩を賜はる。(神社明細書)