じょうこくじ
岐阜県郡上市八幡町有穂753
宝徳2年(1450年)、小久須見村(現・八幡町有穂)の農民・藤平彦右衛門が天台宗長瀧寺で出家得度し、淨園と名乗った。淨園によって長瀧寺の末寺・法仙坊の名で創建された。 延徳2年(1490年)、2世..
宝徳2年(1450年)、小久須見村(現・八幡町有穂)の農民・藤平彦右衛門が天台宗長瀧寺で出家得度し、淨園と名乗った。淨園によって長瀧寺の末寺・法仙坊の名で創建された。 延徳2年(1490年)、2世・真淨が蓮如上人に帰依して浄土真宗へ改宗した。 元禄年間、小久須見村の大火で類焼し、本堂が失われた。 正徳2年(1712年)、9世・園栄が本堂を再建し、2年後の9月には本尊阿弥陀如来を安置した。 享保6年(1721年)、淨國寺と寺号を公称する。 文化6年(1809年)、親鸞聖人御影・七高僧像御影・聖徳太子御影などの下付をうけた。
八幡町有穂(はちまんちょうありほ)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区郡上組第二ブロックに所属している。 国道472号線沿いにある。現住職は藤井好正氏。
東光山(とうこうざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
本願寺直末
1450年(宝徳2年)
阿弥陀如来
淨園(藤平彦右衛門)
1490年(延徳2年)
真淨
東光山淨國寺
本尊阿弥陀如来立像(康雲作、木仏1尺8寸5分) 本尊方便法身尊形(絹地金泥書、裏書不明) 本尊方便法身尊號(紙本墨書、裏書不明)