みょうがんじ
岐阜県郡上市八幡町初納字石原548-1
口伝えによると、明応6年(1497年)に肥後生まれの落武者・高瀬八郎兵衛なる者が天台宗長瀧寺で出家得度し、積善と名乗って石原に明願坊の名で創建したという。のちに積善は本願寺8世・蓮如上人の教化途上に..
口伝えによると、明応6年(1497年)に肥後生まれの落武者・高瀬八郎兵衛なる者が天台宗長瀧寺で出家得度し、積善と名乗って石原に明願坊の名で創建したという。のちに積善は本願寺8世・蓮如上人の教化途上に帰依して改宗し、釈浄善の法名を賜ったという。 享保3年(1718年)、本願寺14世・寂如上人に木仏本尊の下付を願い出て、寺号を明願寺として公称したという。 江戸時代中期に本堂や庫裏を全焼する火災に遭い、古文書などが焼失したため口伝えのほかに由緒を確かめられる術がなくなっている。
八幡町初納(はちまんちょうしょのう)にある浄土真宗本願寺派の寺院。同派岐阜教区郡上組第二ブロックに所属している。 国道472号線沿いにある。現住職は高瀬法善氏。
高井山(こうじょうざん)
浄土真宗
浄土真宗本願寺派
本願寺直末
伝・1497年(明応6年)
阿弥陀如来
伝・釈浄善(高瀬八郎兵衛、積善)
髙井山明願寺
有り