菅原神は戦前までは天神と呼ばれていた。もとは境内末社の津島神社に鎮座していたが、文禄(1593年-1596年)以前に本社に遷座、合祀。
創建時期は不詳。「仲」の由来は、那賀郡那賀郷の「那賀」が転じて「仲」となったという。
仲神社(なかじんじゃ)は、静岡県賀茂郡松崎町那賀にある神社。松崎町役場の東、県道15号線を那賀川に沿って東進、建久寺橋交差点の近く。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』伊豆国那賀郡にある「仲神社」「伊那上神社」「仲大歳神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。
創立年代は不詳。那賀郡の中心的な社だったとされ、郡・郷名より社名が定まった、とされる。
中世になると、宮内の伊那上神社に合祀され、高根明神と称したという。安土桃山時代の文禄2年(1593年)、旧地である現在に復社、社殿造営して遷座した。
復社と同時に現社号に復称。江戸時代後期の天保11年(1840年)9月にも社殿造営の記録が残る。明治6年(1873年)8月、村社に列した。
昭和33年(1958年)、狩野川台風で本殿・拝殿ともに倒壊、その後コンクリートで再建され、本殿は神明造、銅板葺。他に拝殿と、社務所・那賀生活改善センターは、集会所として利用されている。