ほうとくじ
神奈川県厚木市岡田5-4-12
開基は、栃木県野木町にある浄土真宗本願寺派”法得寺”に生まれた教信坊であります。教信坊は、栃木県より聖徳太子像を背負い、現在の地(神奈川県厚木市)にたどり着き、念仏の道場を建てたと伝えられています..
開基は、栃木県野木町にある浄土真宗本願寺派”法得寺”に生まれた教信坊であります。教信坊は、栃木県より聖徳太子像を背負い、現在の地(神奈川県厚木市)にたどり着き、念仏の道場を建てたと伝えられています。現在でも、その聖徳太子像は寺の寺宝 として大切に受け継がれています。 教信坊が往生されたのが、永正元年(1504年)と過去帳には記され、500年の歴史があります。現在の住職で第19代目を数え、浄土真宗の特徴として、住職は代々世襲制であり、曽我兄弟の流れをくむ伊東氏が寺を守っております。 お寺の主は、阿弥陀如来様です。ご本尊を護る宮殿(くうでん)の下には、須弥壇(しゅみだん)があり、その裏には、享保3年(1718年)に、その当時の住職空恵師の筆で、報恩謝徳の為に建立されたとあります。 現本堂は、昭和50年に建立されましたが、本堂内の柱・梁・内陣などは、前の本堂をそのまま残しております。前本堂は、寛政12年(1800年)に第13世祐慶師の時代に建立されました。この祐慶師は、静岡県蒲原にあります、浄土真宗本願寺派長榮寺様から、お出でになり、大変法徳寺を盛りたてて下さったお方です。しかし、雷に打たれ、若くして往生されたそうです。 平成8年には、法徳寺が属している浄土真宗本願寺派相模組に、即如門主さまがご巡回された際には、法徳寺にもお立ちより下さいました。境内には、その際に、植樹された菩提樹がすくすくと育っております。
知恩山
浄土真宗
本願寺派
阿弥陀如来
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無料
有り