旧神饌幣帛料供進神社。言い伝えによると、寛永年間(1624~44)の創立という。また、庄屋作太夫が大林村より豊浦浜を開拓、元禄年間(1688~1704)田野村の幾衛門が白楽天を祀って氏神としたのが始まりとも伝えられている。境内に安政の大地震発生時、氏子が神社に逃れて無事だったことを伝える石碑がある。元、白楽大明神と称したが、明治7年(1874)豊浦神社と改称した。大正4年の御大典記念に社殿・大鳥居・玉垣を造営、平成7年に玉垣、同8年シメ掛け柱や灯籠が整備された。境内社に四片神社、天神社、秋葉神社、地神社がある。