こうぐうじ
滋賀県彦根市高宮町2335
天平4年(732年)、行基によって十一面観音像を本尊とする天台宗寺院の称讃院として創建された。 久寿2年(1155)に雷火で焼失し衰退するが、弘安2年(1279)諸国遊行中に高宮に寄った一遍に、在..
天平4年(732年)、行基によって十一面観音像を本尊とする天台宗寺院の称讃院として創建された。 久寿2年(1155)に雷火で焼失し衰退するが、弘安2年(1279)諸国遊行中に高宮に寄った一遍に、在地土豪の高宮左衛門尉宗忠が帰依して、正安2年(1300年)には衰退した院を時宗道場に改めて再興し、称讃院高宮寺と改称する。このとき多賀神社に一遍に同行していた他阿と真教が参籠したのを期として、真教を開基、切阿を開山として再興した。 天正元年(1573)、浅井氏と織田氏の戦において浅井方だった高宮氏は攻められ、高宮城が落城する。このとき高宮寺は伽藍を焼失する。江戸時代に入ると周辺住民らによって徐々に再興され、院号が外される。元禄5年(1692年)に本堂が建て直されて現在に至る。
神応山(じんのうざん)
時宗
732年(天平4年)
阿弥陀如来
行基
弘安2年(1279年)
切阿 真教
神応山高宮寺
地廻観世音第24番札所 近江新四国第26番札所
伝切阿坐像(国指定重要文化財) 他阿真教画像(滋賀県指定文化財) (以下、彦根市指定文化財) 阿弥陀三尊来迎図 熊野権現影向図 阿弥陀三尊画像 善導大師画像
無料
有り