おみがわじょう
千葉県香取市小見川431
小見川城は香取の海に突き出した半島状の標高40mほどの台地の上に築かれました。現在、城跡は小見川城山公園になっていて、部分的ではあるものの、戦国期の土塁や空堀が良好に残ります。建久年間(1190年~..
小見川城は香取の海に突き出した半島状の標高40mほどの台地の上に築かれました。現在、城跡は小見川城山公園になっていて、部分的ではあるものの、戦国期の土塁や空堀が良好に残ります。建久年間(1190年~1199年)に千葉一族である粟飯原朝秀によって築かれたという伝承がありますが、築城に関する詳細は不明です。現在残る遺構は戦国期のものであり、香取の海と直結する水運の要衝0)ため常に地域の要として機能していたと考えられ、代々、粟飯原氏が居城としました。
有り