えんぷくじ
愛知県岡崎市岩津町字檀ノ上85
円福寺(えんぷくじ)の歴史は、建長三年(一二五一)浄土宗の西山深草派祖(せいざんふかくさはそ)円空(えんぐう)上人が京都深草の里に真宗院(しんじゅいん)を建立したことに始まります。円空上人は、浄土宗..
円福寺(えんぷくじ)の歴史は、建長三年(一二五一)浄土宗の西山深草派祖(せいざんふかくさはそ)円空(えんぐう)上人が京都深草の里に真宗院(しんじゅいん)を建立したことに始まります。円空上人は、浄土宗を開いた法然(ほうねん)上人の孫弟子に当たり、師匠西山(せいざん)上人から法然上人の教えを正しく受け継いだ方です。 真宗院はその後、円空上人の門弟で、百巻以上の著述を残して深草派の教義を大成した顯意(けんに)上人に受け継がれましたが、たび重なる火災により焼失してしまいました。
徳治元年(一三〇六)顯意上人の門弟・道意上人が真宗院復興の志を起こして、京都猪熊綾小路(現在の四条大宮付近)に仏閣坊舎を建立しました。まもなく、時の花園天皇より「円福寺」の寺号、および勅願所の綸旨と荘園を賜り、浄土宗西山深草派の根本道場が確立されました
深草山
真宗院
浄土宗
深草派
厄除如来