いおうざん こんごうじ
神奈川県横浜市港北区小机町952
(寺傳に依ると)明翁永壽和尚さまが、小机の中央古城蹟の山並みの元に一草庵を営み法燈を掲げたのが開基とされ天明六年雲松院十九世大継良智大和尚さまにより曹洞宗寺院とし開山されたとされます。ご本尊は薬師瑠..
(寺傳に依ると)明翁永壽和尚さまが、小机の中央古城蹟の山並みの元に一草庵を営み法燈を掲げたのが開基とされ天明六年雲松院十九世大継良智大和尚さまにより曹洞宗寺院とし開山されたとされます。ご本尊は薬師瑠璃光如来座像で行基の御作なりとされ、その歳此の地に疫病が流行し、長谷川道全氏の帰依により万民の安寧を祈願して泰安されたと傳えられます。開創は天文九年、開山は天明六年。安永八年前住玄機和尚さまの代に武南十二薬師霊場の第七番お礼所となりました。ご本尊は秘佛として内宮殿に奉安置されており、寅歳十二年目毎に十二霊場御開扉の奉讃行事が厳修され、陽光一ヶ月間に亙り、善男善女の巡礼参拝が行われ、現在に至っています。
醫王山
曹洞宗
天文9年 (1540年)
薬師瑠璃光如来座像
良智大和尚
武南十二薬師霊場 第7番礼所