とよさかじんじゃ
埼玉県深谷市黒田1497
もと字赤口にあったが、江戸時代初期の正保年間(1644~48)の頃、現在地の宮台に遷座されたという。いま元社地と呼ばれる地には御手洗の池がある。この池には清水が絶えず湧出して、多くの魚が棲んでいるが..
もと字赤口にあったが、江戸時代初期の正保年間(1644~48)の頃、現在地の宮台に遷座されたという。いま元社地と呼ばれる地には御手洗の池がある。この池には清水が絶えず湧出して、多くの魚が棲んでいるが、これを採るものは一家断絶に遭うと言い伝えだった。字赤口とは、村の西北方の台地一帯をいい、古代の古墳が二群ある。どちらも中央部のものが最大であり、左右に6~7基の小型のものが直線に並ぶ。石棒や石斧などが村内各地から発見された。 「赤口神社」と呼ばれていたが、同じ地に「聖天社」(二柱神社)も祀られてあり、明治39年に2つの社を合祀して、豊栄神社と改称された。通称「聖天様」ともいう。 社伝の獅子舞があり、貴船神社(用土)へも伝えられた。 赤口神社は、小児の百日咳に霊験ありとされ、奉賽として小児の居丈・立丈の串に団子を刺して奉納する。 嘉元(1303~6)・延慶年間(1308~11)の板碑も発見されている。
伊弉諾命 伊弉諾冊命 埴山姫命
旧村社
1月 1日元旦祭 4月15日春祭 5月 5日勧学祭 7月16日(末社)荒御魂神社,八坂祭 10月14日例祭(獅子舞) 11月23日勤労感謝祭 通称/新嘗祭
黒田のささら獅子舞
秩父鉄道秩父本線 永田駅 から徒歩13分(1.1km)