ほんりゅうじ
愛知県犬山市犬山字東古券542
創建年代は不詳だが、鵜沼城主・大澤頼母亮藤原利直(文和4年/1355年没)が大沢氏菩提寺・広撰山承国寺として建て、大峯秀文を開山としたと伝わる。 第20代城主・大澤和泉守正吉の弟であった伊賀守次郎..
創建年代は不詳だが、鵜沼城主・大澤頼母亮藤原利直(文和4年/1355年没)が大沢氏菩提寺・広撰山承国寺として建て、大峯秀文を開山としたと伝わる。 第20代城主・大澤和泉守正吉の弟であった伊賀守次郎左衛門正継は延徳2年(1490年)3月に寺へ入って出家し、明応2年(1493年)には蓮如上人に帰依して禅宗から浄土真宗へ改宗した。永正11年(1514年)に実如上人から西蔵坊の坊号を賜り8月には犬山与坂村の小島里へ移転した。この後長男が相続し、次男・勘解由丞正継は甲斐国山梨郡立川庄鎮目村に移った。 慶長14年(1609年)に現在地へ移転し、7月に教如上人から寺号を賜った。元文4年(1729年)11月16日に堂宇は全焼したが、寛政2年(1790年)11月にいたって再建された。 梵鐘は昭和24年(1949年)に鋳造されたもので、広島平和悲願の鐘」などの制作で知られる重要無形文化財保持者・人間国宝の香取正彦氏の手によるものである。 現在の本堂・山門・書院・鐘楼堂は平成5年(1993年)に新築されたもの。
犬山にある真宗大谷派の寺院。
大澤山
浄土真宗
真宗大谷派
1355年(文和4年)以前
阿弥陀如来
大峯秀文
大澤利直
1609年(慶長14年)
大澤山本龍寺
無料
有り