あさひいなりじんじゃ
岐阜県各務原市鵜沼朝日町5-340
大正7年(1918年)、大日本帝国陸軍各務ヶ原飛行場東飛行場(現・朝日町)に航空第二大隊が置かれると、当初事故が多発した。これを受け、隊長の玉置中佐が伏見稲荷大社へ出向き、隊敷地内(現在の朝日町3丁..
大正7年(1918年)、大日本帝国陸軍各務ヶ原飛行場東飛行場(現・朝日町)に航空第二大隊が置かれると、当初事故が多発した。これを受け、隊長の玉置中佐が伏見稲荷大社へ出向き、隊敷地内(現在の朝日町3丁目嶺木邸南)に稲荷神社を勧請した。 大正10年(1921年)5月28日に稲荷神社の地鎮祭が隊内酒保の南西で行われた。6月11日には飛行場開設記念日として奉鎮祭が行われ、その後で同じく隊創設記念日の大祭が行われた。 終戦後に東飛行場は開拓され朝日町となったが、稲荷神社は同じ場所にあった。昭和21年(1946年)2月15日に仮入植式が行われたことから、同日が厄男の厄祓い神事の日となった。のちに仕事などで参加できない人が増え、建国記念の日に移された。 昭和23年(1948年)ごろ、鵜沼町神社崇敬会が村国真墨田神社に創設された。この中で朝日町では稲荷神社を朝日区民の氏神とすることになった。昭和41年(1966年)には積み立てられた区費によって改築が行われた。 昭和48年(1973年)3月、朝日町などの開拓者でつくられていた各務原開拓農協が解散することになり、翌年度にかけて組合の財産処分が行われた。この段階で神社の宗教法人化が議論されるようになり、昭和50年(1975年)2月27日に宗教法人朝日稲荷神社が発足した。ここをもって朝日稲荷神社の名称となった。
1918年(大正7年)
一間社流造
朝日町南交差点より岐阜県道95号線を東へ向かい、左側2つ目の路地(五明歯科クリニック手前)へ入る。さらに左側2つ目の交差点を左折し、道なりに右折すると左手にみえる。
無料
有り(神社鳥居前北側)
無し