りょうじゃじんじゃ
滋賀県大津市下阪本3-10-29
両社神社の創建は元仁年間(1224~1225)、高穴穂神社の分霊を酒井神社の境内に勧請したのが始まりと伝えられています。向かい側にある酒井神社とは元は一体であり、その位置関係から酒井神社が『北若宮』..
両社神社の創建は元仁年間(1224~1225)、高穴穂神社の分霊を酒井神社の境内に勧請したのが始まりと伝えられています。向かい側にある酒井神社とは元は一体であり、その位置関係から酒井神社が『北若宮』と呼ばれるのに対して『南若宮』もしくは『南両社などと呼ばれてきました。 元亀二年(1571)に行われた織田信長による比叡山焼き討ちの兵火により社殿が焼失し、一時衰退します。 本能寺の変後に坂本城の城主となった浅野長吉(長政)から崇敬庇護されたことで天正三年(1575)に再建されています。当初は酒井神社境内にありましたが、元和六年(1620)、長吉の孫にあたる広島藩主浅野長晟が新たに境内を整備し、酒井神社から独立しています。 現在の本殿は、この頃に建立されたものです。 明治時代初頭に発令された神仏分離令を経て明治九年(1876)に村社に列し、明治四十一年(1908)に神饌幣帛料供進社に指定されています。
伊邪那岐命、伊邪那美命
旧村社
元仁年間(1224〜1225)
一間社流造
本殿(滋賀県指定文化財)
JR比叡山坂本駅より徒歩約15分
境内自由
無料
約5分
無し