せんじゅいん
愛知県丹羽郡扶桑町柏森字乙西屋敷62
弘安3年(1280年)、真言宗の寺院・大導寺として、定照東安和尚によって現在の柏森駅南西に創建された。当時は4丁歩の広さがあり、専修院・薬師寺・大仙院・戸白院の塔頭4カ寺をもっていた。 戦国時代に..
弘安3年(1280年)、真言宗の寺院・大導寺として、定照東安和尚によって現在の柏森駅南西に創建された。当時は4丁歩の広さがあり、専修院・薬師寺・大仙院・戸白院の塔頭4カ寺をもっていた。 戦国時代には兵火にかかって客殿一棟以外はすべて焼失した。天正5年(1577年)には残った客殿を、かつて織田信長が築いた大道寺砦の跡地である現在地に本堂として移し、解脱山専修院の名で存続させた。 明治に入ると当時の本堂が素晴らしいとして、内務省より特別保護建造物と認められ金一封を賜った。しかし年月によって老朽化が進んだため、大改築をしたうえで開山堂とした。 明治9年(1876年)、犬山城二之丸の矢来門が東門として移築された。 現本堂は昭和15年(1940年)、皇紀2600年を記念して檀家らにより建てられたものである。
解脱山
専修院
浄土宗
浄土宗西山禅林寺派
常満寺末寺
1280年(弘安3年)
阿弥陀如来
定照東安
1577年(天正5年)
解脱山専修院
扶桑廿一大師第16番札所 法然上人尾張第23番札所 丹羽郡圓光大師第1番札所
専修院東門(扶桑町指定有形文化財)
有り