しらかわてんのうじょうぼだいいんのみささぎ
京都府京都市伏見区竹田成菩提院町
第72代白河天皇(1053〜1129)の陵墓。 陵形は『方丘』。 延久四年(1072)、父後三条天皇より譲位され、20歳で即位。荘園整理などに力を入れ、永保元年(1081)宇佐神宮境内地に神宝塔..
第72代白河天皇(1053〜1129)の陵墓。 陵形は『方丘』。 延久四年(1072)、父後三条天皇より譲位され、20歳で即位。荘園整理などに力を入れ、永保元年(1081)宇佐神宮境内地に神宝塔院を建立する等、摂関家の権勢を弱め、天皇の権威を高めようとした。 応徳三年(1086)にまだ8歳の実子堀河天皇に譲位して上皇となると、自らは院政を敷いた。 嘉承二年(1107)天皇が崩御すると、孫の鳥羽天皇がわずか5歳で即位した。 幼帝の再度の出現により、法皇による院政は43年にも及んだ。 在世中の天永二年(1111)、法皇は自らの陵墓として鳥羽離宮泉殿に三重塔を建立しました。 大治四年(1129)に崩御した時点では菩提寺である成菩提院が未完成だった為、鳥羽上皇は完成を急がせ、2年後の天承元年(1131)に成菩提院が完成すると、法皇の遺骨は三重塔に改葬された。 三重塔は消失後、再建されていない。
近鉄、京都市営地下鉄竹田駅より西へ徒歩約20分
参拝自由
無料
約5分
無し