みなとすみよしじんじゃ
大阪府大阪市港区築港1丁目5-20
當社は天保十三年(1842)三月十八日大阪城代幕命を奉じ、摂津一の宮なる住吉大社(すみよしたいしゃ)より四座の御分霊を目印山(旧天保山)に勧請し、以来、本社と本末の関係を以て祭祀を継続し、大阪三郷の..
當社は天保十三年(1842)三月十八日大阪城代幕命を奉じ、摂津一の宮なる住吉大社(すみよしたいしゃ)より四座の御分霊を目印山(旧天保山)に勧請し、以来、本社と本末の関係を以て祭祀を継続し、大阪三郷の関係住民及び海運業者の日夕の崇拝するところの守護神なり。
ついで元治元年(1864)天保山に台場の築かるに及び天保町に奉遷し、明治三十九年(1906)九月十九日官幣大社住吉大社(すみよしたいしゃ)の境外末社となり、翌四十年十二月西区靭中通二丁目永代濱住吉神社(えいたいはますみよしじんじゃ)を合祀し、大正六年天保町より築港遊園地なる現在地に奉遷し、以て築港一円の氏神として奉斎することになれり。