しゅくうちとりで
千葉県佐倉市臼井田808
宿内砦は臼井城を守る支城として、臼井台地の東南外縁部に築かれました。ほかにも稲荷台砦、洲崎砦、仲台砦、手久里(たぐり)砦が存在し、これらの支城群で臼井城外郭の守りを固めていたと考えられ、このうち宿内..
宿内砦は臼井城を守る支城として、臼井台地の東南外縁部に築かれました。ほかにも稲荷台砦、洲崎砦、仲台砦、手久里(たぐり)砦が存在し、これらの支城群で臼井城外郭の守りを固めていたと考えられ、このうち宿内砦は唯一、堀、土塁、虎口などの城郭遺構が良好に残っています。臼井城は下総の重要な軍事拠点であり、文明11年(1497年)太田道灌、永禄9年(1566年)に上杉謙信に攻められるなど、大きな合戦が繰り広げられました。その過程の中で、宿内砦をはじめとする支城群が整備されていったと考えられています。
有り