まえがさきじょう
千葉県流山市前ヶ崎409−1
前ヶ崎城は富士川右岸に沿って北に突き出した標高20m前後の台地の上に築かれました。現在は突端の主郭が前ケ崎城址公園として整備されており、土塁や空堀、櫓台を確認することができます。築城の経緯などは不明..
前ヶ崎城は富士川右岸に沿って北に突き出した標高20m前後の台地の上に築かれました。現在は突端の主郭が前ケ崎城址公園として整備されており、土塁や空堀、櫓台を確認することができます。築城の経緯などは不明ですが、本土寺過去帳には「前崎落城打死」の記事があり、前ヶ崎城にて戦闘が行われたことが分かります。千葉氏の一族である高城氏は下総国で勢力を拡大、千葉氏の内訌を経てその後は北条氏に属し、根木内城、小金城と本拠地を拡大していきました。 前ヶ崎城はそれらの支城として機能したと思われます。