慶長12年(1607年)に荒津山に見貞和尚の開山により、荒津山に建立されました。その後貞享元年(1687年)3月に現在の地に移転しました。400年ほどの歴史がある寺院です。
当仁小学校の近くに位置しており、こじんまりとした境内ですが、不思議と落ち着く空間です。
山門を入って左側に有情観音のお堂があります。もともとは事故や水子、突然の不幸に見舞われた方など、供養する人がいない方のために建立されたもの。今では地域の方がお参りに訪れたり、浄土宗でない方もお願い事やご自身の思いをささげる場となるように絵馬も用意されています。
その隣にはお地蔵様もあり、享保17年の大飢饉の餓人地蔵さまです。
そのお隣に霊験あらたかなインドの石を埋めたというスポットがあります。
境内には鐘楼もあり、大晦日には多くの方が鐘を突きに集まって来られるそうです。
境内には墓地、納骨堂も有り。