りゅうじしゃ
愛知県名古屋市名東区神月町602番地
明治の初期、三河碧海郡(現在の豊田市)の弁天池にて珍しくも「耳のある蛇」が捕らえられた。 当時も話題になったようで地方新聞「新愛知」第435号明治二十三年二月五日付には「碧海郡堤村本村の杉浦喜..
明治の初期、三河碧海郡(現在の豊田市)の弁天池にて珍しくも「耳のある蛇」が捕らえられた。 当時も話題になったようで地方新聞「新愛知」第435号明治二十三年二月五日付には「碧海郡堤村本村の杉浦喜兵衛と云人は先達て同村大字堤で乾固まった八尺許の蛇を見付けよく見ると六七分位の耳が付てゐるので持帰ったので見物人がぞろぞろ」と掲載されている。 その後、守山区小幡の畑一衛門(または市左衛門)という方がこれを「耳の祭神」のご神体としてお祀りをしていたが、畑氏の希望もあり昭和初期からはこの猪子石神明社の末社としてお祀りすることとなった。 耳の健康や病気平癒を願う「耳の神様」として人々の信仰を集めています。
猪子石神明社境内社