おかだはちまんじんじゃ
和歌山県海南市岡田1181
以下、和歌山県神社庁HP該当箇所より引用
当社の由緒は明らかでないが、伝承によると、岡田の森(入船山)は神功皇后が、誉田別命を抱き大和へ向う途中、聖駕を止めた聖地である。 村人がせめてもの楽..
当社の由緒は明らかでないが、伝承によると、岡田の森(入船山)は神功皇后が、誉田別命を抱き大和へ向う途中、聖駕を止めた聖地である。 村人がせめてもの楽しみにと竹馬を作り献上すると、御機嫌麗しくお遊びになられたという。 それが『続風土記』の「竹馬に騎り駆くるを神事とす」のゆえんとも考えられる。 いまはそういう神事はないが、後に村人たちが、この森に祠を建ておまつりしたのが、当神社の始まりであるといわれる。 現在の社は、この地の豪族熊代氏らが建立したといわれる。 熊代氏は、新羅三郎義光から出る足利氏であるが、その全盛のころは、江戸時代の初―中期と思われ、その豪盛ぶりを立証する古文書も同家に保存されている。 そこで、この伝承が実正であるとするならば、当社の鎮座の年代は比較的新しいということになる。 (例祭) 例祭は、従来10月13日夜間に行われ、渡御は午前零時進発、午前2時ごろ還幸であったが、諸般の事情により、10月第2土曜日 午後7時30分進発に変更となる。