創建は永禄3年(1560)で、明治8年2月村社に列し、明治40年3月神饌幣帛共進指定社となり、今日に至っています。尚、左口社(通称おしゃもんさん)・白髭神社・稲荷神社を併せ奉斎しています。
この社の創建された永禄3年は、この地方の領主で駿河・遠江の守護であった今川義元が桶狭間で織田信長と戦った年で戦国時代末期にあたりますが、この地に居住していた先人たちが五穀豊穣や平和な営みを神に祈願するために奉斎したのでしょう。
現在の社殿は明治41年に本殿が改築、拝殿が新築されたもので、それまでは小祠堂であったものと推量されます。この本殿及び拝殿は「焼津市区画整理事業駅南北工区」工事の際、昭和48年に若干遷宮され、更に改築が施され49年には社務所兼公会堂が落成し、玉垣は53年新設されました。