たついけべんざいてん
埼玉県川越市小仙波町4丁目16
はるかな昔、この辺は一面の海だったと云われています。 仙芳仙人がここを霊地(神聖な場所)と感じ、お寺を建てようとしたところ、この海の主で竜神の化身である老人が現れたので、仙芳仙人は「私の衣を広..
はるかな昔、この辺は一面の海だったと云われています。 仙芳仙人がここを霊地(神聖な場所)と感じ、お寺を建てようとしたところ、この海の主で竜神の化身である老人が現れたので、仙芳仙人は「私の衣を広げただけの土地を頂きたい」と頼みました。 老人は承知し、仙芳仙人が衣を波の上に広げるとたちまち数十里の大きさに広がったそうです。老人は驚き「これでは私の住むところがないので、小さな池を残して欲しい」と言ったので、仙芳仙人は小さな池を残し、土仏を作って海に投げ入れると、たちまち海水が退き陸地になりました。そして小さな池の脇に龍神のために弁財天を祀りました。それがこの弁天池と云われています。
弁財天
0:00~23:59
無し。