法華寺は、日蓮(1222-1282)聖人の高弟からその教えを受け継いだ日像(1269-1342)上人とのかかわりを伝えている寺院です。
日像上人は「京都に教えを広めるように」との日蓮聖人の遺言を受けた人物で、永仁2年(1294)、近江(現在の滋賀県)に教えを広めるため、堅田から今浜まで船で琵琶湖を渡ろうとしました。そのときの舟の中で当時の今浜の庄屋(村の代表者)・今江彦左ヱ門が日像上人の姿に打たれ、一夜の宿を供して教えを受け、法華寺の元になる仏堂を建てたといわれています。その後、日像上人は、元亨元年(1321)京都に妙顕寺を建て、使命を果たしました。
(守山市HPより引用)