おおいちじんじゃ
三重県津市岩田6-24
鎮座の年代は明らかではありませんが、古老の口伝によると現在の鎮座地より乾(北西)の方角に一里(約4キロ)余の場所に大市村があり、その河岸に延喜式内社の大市神社がありました。 洪水の時にこの社が流失..
鎮座の年代は明らかではありませんが、古老の口伝によると現在の鎮座地より乾(北西)の方角に一里(約4キロ)余の場所に大市村があり、その河岸に延喜式内社の大市神社がありました。 洪水の時にこの社が流失して、石田川(現在の岩田川)の河岸の古松に掛かったのを里人が引きあげ鎮祭して川松社と号したことから、川松明神と通称されるようになり神威が著名だったので石田村の産土神として崇敬されるようになりました。河辺の御鎮座のために何度も水害に遭うこととなり、いつの頃にか現在地に遷座されたということです。明治15年5月1日に郷社に列格許可になり、明治40年に佐伯社、山中社、須賀神社、津興神社が合祀され、明けて明治41年に船積稲荷神社、伊奈利神社がそれぞれ合祀されました。昭和20年終戦後に社格が廃止されました。
大市比売命ほか十三柱
式内社(小)、旧郷社
入母屋造
1/1歳旦祭、2/3節分祭、4/3祈年祭、6/30大祓、10月例祭、11/23新嘗祭、12/31大祓除夜祭 毎月1日、15日、21日は月次祭