しらずのもりじんじゃ
千葉県市川市八幡2-8
「江戸時代に書かれた地誌や紀行文の多くが、八幡では『薮知らず』のことを載せています。そして『この薮余り大きからず。高からず。然れども鬱蒼としてその中見え透かず。』とか、『薮の間口漸く十間(約18m)..
「江戸時代に書かれた地誌や紀行文の多くが、八幡では『薮知らず』のことを載せています。そして『この薮余り大きからず。高からず。然れども鬱蒼としてその中見え透かず。』とか、『薮の間口漸く十間(約18m)ばかり、奥行きも十間に過ぎまじ、中凹みの竹薮にして、細竹・漆の樹・松・杉・柏・栗の樹などさまざまの雑樹生じ……』などと書かれたりしていますが、一様にこの薮知らずは入ってはならない所、一度入ったら出てこられない所、入れば必ず祟りがあると恐れられた所として記載され、『諸国に聞こえて名高き所なり』と言われて全国的に知られていました。
無し