いなむらじょう
千葉県館山市稲115
稲村城は里見義通・義豊、いわゆる前期里見氏の居城だと考えられています。義豊が義堯に攻め滅ぼされた「天文の内訌」の舞台となった城です。この結果、里見氏の嫡流は途絶えることとなり、里見義堯を祖とする後期..
稲村城は里見義通・義豊、いわゆる前期里見氏の居城だと考えられています。義豊が義堯に攻め滅ぼされた「天文の内訌」の舞台となった城です。この結果、里見氏の嫡流は途絶えることとなり、里見義堯を祖とする後期里見氏がはじまり、稲村城は廃城となりました。城址には土塁や堀切、切通しなどの遺構を確認することができます。2012年1月24日に岡本城(南房総市)とともに「里見氏城跡」として国の史跡に指定されています。